説明
S3は径の異なる丸ゴムを組み合わせることで初速を上げる事に成功したがゴムですが、引きが重く、力のない方にとっては簡単にロードできないゴムであるといえます。
一方でP15Sゴムは初速はS3と同等ですが、ロードに必要な力が25%程少なく、ゴム自体の重さが軽いため反動が少ない特徴があります。
P15Sゴムの使用場面
P15Sは、S3と比べてゴムロードに必要な力が少なく、軽い力で扱いやすいことが特長です。
一方、実射テストでは弾着精度については丸ゴムのS3の方が安定する傾向が確認されています。(ゴムの反動を抑えて狙える方の場合)そのため、精度を重視する場合はS3、ゴムロード時の負担の少なさや扱いやすさを重視する場合はP15Sをおすすめします。
P15Sは、以下のような害鳥対策・追い払い用途など、取り回しの良さを重視したい場合に適しています。
- 倉庫や建物の屋根付近に住み着いた鳩への対策
- 牛舎内に入ってくるカラスへの対策
- 養魚場を荒らすカワウなどの害鳥対策
- 稲を食い荒らすカルガモ等への対策
また、S3よりもゴムロードに必要な力が少ないため、強い力での操作が負担になる方にはP15Sをおすすめしています。
*平ゴムは丸ゴムよりも発射音が大きいです。鞭で叩いたような乾いた音が出ます。
スリングショットライフル用平ゴムの性能
| 10mmスチール弾使用時 | P15S |
|---|---|
| 気温19度初速(m/秒) | 83 |
| 気温19度 ジュール(衝撃力) | 14.054 |
| 気温5度初速(m/秒) | 61 |
| 気温5度 ジュール(衝撃力) | 7.591 |
| 距離25m 精度 | 8cm以内 |
| 耐久性 | 30~50発程度 |
上記はゴムロード45秒保持後の評価値です。ゴムは引っ張られると熱エネルギーを内部に蓄えます。温度が高ければ高いほどゴムの収縮速度が速くなり、ゴムをロードした瞬間から外気によって熱エネルギーが奪われるため、ゴムをロードした状態で数分放置した状態とゴムをロードしてすぐの状態では後者の方が初速が速くなります。よって、実猟時に発射するのと近い条件でゼロインを行うため、ゴムをロードして30秒から1分半の間で射撃を行いゼロインをすることをお勧めします。
初速は使うごとに下がっていきます。目安として10発撃つごとに2~3m/s初速が下がっていきます。
本製品のドローウェイト(引くのに必要な力)は約21キロとなっています。(S3よりも25%程軽い)
注意事項
- 本商品は当店で取り扱っているスリングライフルに最適化された専用品です。他製品での使用では上記性能は出ません。
- ご使用状況、保管状況により使用可能回数に増減があります。気温が低いとゴムが固くなりダメージを受けやすくなるため、使用回数が減る傾向にあります。
- P15Sは紫外線に非常に弱いです。保管は紫外線が全く当たらない涼しい場所で空気に触れないよう密閉した容器に保管してください。冷蔵庫での保管はゴム寿命を縮めるのでお止めください。
- 長期間保管しているとゴムから粉や水が発生する場合がありますが、使用に問題はありません。
- 亀裂、裂けが発生している場合は危険なので新品に交換してください。
取付方法
ゴム固定器のネジを緩めます。

裏側にもネジがついているのでそちらも緩めます。

次にゴムを奥までしっかりと差し込み、緩めたネジを占めて固定します。この際ゴムが曲がって取り付けされないよう、奥まで差し込んだら押さえながらネジを締めてください。

ゴムは結び目(折り目)が上下どちらに来てもよいですが、弾受けはスベスベな部分がの向きで精度に影響は出ませんが、弾受けは弾丸固定部の挟む部分に接する面がスベスベした面になるようにしてください。






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